音楽教師として勤務する限り、常勤講師であっても非常勤講師であっても避けて通れないのが…
歌唱指導🤦♀️
授業中にするのはいいんですよ。音楽教科なので当たり前なので
ただ
1年に何度かある体育館で行う歌唱指導
入学式前、合唱コンクール前、運動会前、卒業式前…
これが結構!結構!!結構ー‼︎
プレッシャーでした
なぜなら、全学年の先生方が、管理職が、なんなら地域の方々までも
その面々の前で歌唱指導をしなければいけないからです。
そして致命的なのが…
私は人前に出るのが嫌い🧏♀️
カラオケも苦手
最初の頃、これが苦で年休取ろうかと本気で計画した事もありましたが(してないけど、しても延期になるだけだけど)
しかも学年主任が言うんですよ

「先生、卒業式の練習2時間取ってますから、思う存分使ってくださいね」昼休短縮にしてもいいですよ
は…
ご厚意涙が出ます😢
振り返ってみて、
最初の頃の歌唱指導を自分の中で「もっかい指導」て呼んでるんですが←❔なにかな

「もっかい歌うよ~」
「男子だけでもっかい歌うよ~」
「2年生だけでもっかい歌うよ~」
明からさまに座る生徒もいましたよ。いえそりゃ座りますよね
たかだか4分程度の曲を、何回「もっかい」させんねん!
やる事がわからなかったんです😇
その後NHKの合唱コンクールの伴奏を10年近くさせていただく機会がありまして
その指導者の圧倒的な「指導力」と「人間力」を間近で見せてもらえた事が
私の歌唱指導の教科書になりました。
「指導力」と「人間力」は必ずセットでないと生徒はついてきません。
徹底的な指導には生徒はついてきません。
そこに人間としての魅力がなければ絶対生徒は見抜きます。
合唱指導の専門的な技術は今もありませんが、
卒業式前の最後の練習で卒業生と一緒に泣けるようにはなりました
学校における「音楽科」の必要性が少しわかるような気がします
死ぬほど苦手な歌唱指導ですが、
学校教育の場において、全校合唱は「特別な意味」があるのだと思います

けど苦手なものは苦手なので、どうしたものかな😂
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